行事の案内

日本安全保障貿易学会第8回総会報告

 第8回(2012年度)総会は、9月15日(土)に第14回研究大会と併せて慶應義塾大学で開催されました。42名の学会員の出席の下、昨年度の活動報告に引き続き、本年度の活動計画、昨年度会計報告、及び理事・監事候補者推薦委員会の設置について提案され、いずれも承認されました。また、新会員の紹介も行われました。
理事・監事候補者推薦委員会の設置については青木会長、佐藤副会長、及び藤本事務局長の3氏が推薦され、承認されました。
 昨年度の第12回研究大会(2011年9月開催)は京都大学で開催され、自由論題セッションでは「武器輸出三原則の緩和と輸出管理」と「BP(平和関連ビジネス)と企業の役割」の2件の発表が、テーマセッションでは「北朝鮮制裁について」、「米国の輸出管理制度改革」に関して報告がありました。
第13回研究大会は(2012年3月開催)は拓殖大学で開催され、自由論題セッションでは「アメリカ外交と輸出管理-その歴史的展開-」、テーマセッションでは「イランの核兵器問題と輸出管理」、「中国を軸にした輸出管理システム」のテーマで報告が行われました。
 これ等のテーマは安全保障をめぐるホットなテーマであり、かつ企業にとっても非常に大きな関心事であることもあり、活発な討議が展開され、有意義な研究大会となりました。
今後も学界、産業界、経済産業省夫々の意見をもとに議論が深まることを期待しております。
 最後になりますが、第4期幹事会の会長とし学会の責任者として運営をさせていただいております。これまで皆様からいただきましたご協力に重ねて感謝申し上げますとともに、さらなる発展を実現するために引き続きご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2012年9月
                                   日本安全保障貿易学会 第4期会長 青木節子

添付資料
1.第8回総会議案
2.2011年度活動状況
3.理事・幹事推薦委員会(案)
4.2011年度(2011/4/1 ~ 2012/3/31)会計報告

 


総会風景