輸出管理関連市販書籍紹介

4 兵器技術

『カラー 世界の原発と核兵器図鑑-わかりやすい原子力技術の知識』(著者:Bruno Tertrais)(西村書店)
  (編者:防衛技術ジャーナル編集部)(防衛技術協会)

※ 79頁/価格:¥2,376 /ISBN-13: 978-4890137275 /2015年6月発行
※ 原子力は「善」でも「悪」でもない。発電や軍事だけでなく医療や農産物加工まで、我々の日常生活にも根づいている原子力技術について、元フランス国防省戦略問題局補佐官で核問題の専門家、ブルーノ・テルトレが解説。

『いまさら聞けない防衛技術のジョーシキ!?-軍事・装備品68の疑問-』
  (編者:防衛技術ジャーナル編集部)(防衛技術協会)

※ 207頁/価格:¥2,700/ISBN-13: 978-4904306567/2013年2月発行
※ 戦車の主装甲はなぜ複合装甲が多いの? 潜水艦はどこまで深く潜れるの? 戦闘機の速度をマッハで表すわけは? 軍事・装備品に関する疑問に、事例をあげて解答する。『防衛技術ジャーナル』連載を加筆修正して単行本化。

『生命科学とバイオセキュリティー デュアルユース・ジレンマとその対応』
  (著者:四ノ宮 成祥、河原 直人)(東信堂)

※ 362頁/価格:¥2,520 /ISBN-13: 978-4798912042/2013年12月発行
※ 科学・技術の発送とともに広がるその誤用・悪用の恐怖。デュアルユースはまさに人類の業である。各分野最先端の執筆者が、我々に最も身近な生命科学領域からこの問題に多角的に切り込んだ研究の書。なお、CISTECでは平成25年3月に、「輸出管理のための大量破壊兵器解説シリーズ」の一環として、NPO法人「NBCR対策推進機構」に委託し、『輸出管理のための生物・化学兵器関連資機材の基礎知識(危険な生物・化学剤編)』を発行している。そこでも、バイオセキュリティーに関連する様々な動向がわかりやすく紹介されているので、一読をお勧めしたい。

『戦うコンピュータ2011』(著者:井上 孝司)(光人社)  

※ 343頁/価格:¥2,484 /ISBN-13: 978-4769814863/2010年10月発行
※ いまやコンピュータ・ネットワーク無しには戦争も軍隊も成り立たない。ハイテク兵器という用語が定着した湾岸戦争から20年、軍用機、艦艇はもちろん、個々の兵士をも地球規模の高速データリンクで結んだ軍用ITの現在と未来。陸海空の無人ヴィークルから、個人用携帯デバイスまで21世紀の戦争を変えた「軍事革命」のハードとソフトを徹底検証。

『戦車はミサイルはいつ、どのようにして生まれたのか!?』
  (防衛技術ジャーナル編集部/編)(防衛技術協会)

※ ISBN: 978-4-904306-34-5/2011年4月発行
※ 本書は、兵器の誕生から研究・開発段階を経て実用化されていった歴史的経緯を振り返るものである。陸、海、空とシーン別に分類されており、一兵器あたり平均4ページを平易な言葉で解説しているので分かりやすい。

『おもしろサイエンス 未来兵器の科学』(編者:防衛技術協会)(日刊工業新聞社)

※ 166頁/ISBN: 978-4-526-05883-7/2007年4月発行
※ 本書に掲載されているすべてのテーマにおいて、将来開発されそうな、あるいは既に実用化段階にある身近な製品や技術が紹介されている。技術に関する解説は、専門分野でない限り理解しがたい点があるかもしれないが、漫画やイラストも描かれている。

『イラストでよむハイテク兵器のしくみ』 (編集:(財)防衛技術協会)(日刊工業新聞社)

※ 184頁/ISBN:978-4526043376/1999年2月発行
※ 最先端の軍事防衛技術のあらましを専門家だけでなく,一般の読者にも理解できるよう、平易に解説。陸戦兵器のしくみ(戦場を駆けるロボット、戦車砲の射撃システム、知能化された弾薬、装甲、地雷、地雷探知)、海戦兵器のしくみ(護衛艦の戦闘システム、魚雷、機雷)、空戦兵器のしくみ(航空機の戦闘システム、飛行艇、コンフォーマル・レーダ)、ヘッドアップ・ディスプレイ、ヘリコプターのロータシステム、ジェットエンジン)、ミサイルのしくみ(対戦車ミサイル、対空ミサイル、対艦ミサイル、ミサイル用エンジン、ダクテッドロケットエンジン、TMD構想)、ステルスとデゴイのしくみ(ステルス、ステルス破りの秘法、カモフラージュ、赤外線・電磁デコイ、音波・電磁デコイ)。

『イラストでよむ続ハイテク兵器のしくみ』(編集:(財)防衛技術協会)(日刊工業新聞社)

※ 190頁/ISBN:978-4526048692/2002年2月発行
※ 『イラストでよむハイテク兵器のしくみ』の続編。各種の「陸海空兵器」や「火砲」のほかに、秘密通信技術を含む各種の「通信技術」や、レーダや暗視装置といった「索敵技術」など、現代電子戦ならではの項目を取り上げている。また、陸海空兵器や火砲では、これらの仕組みのみならずいくつかの兵器についてはその製造技術についても紹介されている。

○『防衛技術選書 兵器と防衛技術シリーズ・全6巻』(財)防衛技術協会)

※ 陸海空の最新兵器のしくみや技術を詳細に解説。防衛技術ジャーナルに連載。防衛関連の仕事に従事している研究者や技術者向けに書かれたものであるが、輸出者にとっても規制リストに掲載されている品目が防衛技術のどこに使われているかがわかる書籍でもある。社内の輸出管理教育用の教材に規制根拠を書きたい方やご自身で研究されたい方に有用。

『陸上防衛技術のすべて』
※ 246頁/ISBN:978-4-9900298-5-2/2007年10月発行

『海上防衛技術のすべて』
※ 220頁/ISBNコード 978-4-9900298-3-8/2007年4月発行

『海上防衛技術のすべて(艦載設計編)』
※ 113頁/ISBN:978-4-9900298-4-5/2007年4月発行

『航空機技術のすべて』
※ 223頁/ISBN:978-4-9900298-0-7/2005年10月発行

『ミサイル技術のすべて』
※ 237頁/ISBN:978-4-9900298-2-1/2006年10月発行

『防衛用ITのすべて』
※ 232頁/ISBN:978-4-9900298-1-4/2006年4月発行

『生物兵器と化学兵器―種類・威力・防御法』(著者:井上尚英)(中央公論新社)

※ 257頁/ISBN:978-4121017260/2003年12月
※ 著者は医学博士で産業医科大学環境中毒学教授、九州大学医学部衛生学教授等を歴任。化学兵器及び生物兵器に関して、その脅威を実戦使用の歴史やテロの脅威をふまえ解説。また、化学兵器各論では神経剤、びらん剤等、生物兵器各論では炭素菌等について詳しく解説するとともに、オウム真理教関連事件等の事例研究についても検証が試みられている。