受験のご案内/FAQ

STC Expert/STC Legal Expert受験のご案内・FAQ

 

安全保障輸出管理実務能力認定試験センター

試験の方法等

認定名称

試験科目

出題数
(※マークシート方式)

配点

試験範囲・内容

択一式 選択式

安全保障輸出管理
実務能力認定試験
(STC Expert)

法令編
(計25問/120分)

20問

5 問

1点×20問
2点×5問
合計30点

外国為替及び外国貿易法第25条及び同法第48条第1項等に関する輸出管理実務及び関連実務(米国再輸出規制(EAR)を含む。)(試験開催時に施行の法令に準拠)

 

貨物・技術編
(計10問/45分)

10 問



------

1点×10問
合計10点

安全保障輸出管理
実務能力認定試験
(STC Legal Expert)

法令編
(計25問/120分)

20問

5 問

1点×20問
2点×5問
合計30 点

※択一式とは五肢の中から「正しいもの」若しくは「誤っているもの」を1つ選択する形式です。
※選択式とは五肢の中から「正しいもの」若しくは「誤っているもの」を複数選択する形式です。
※法令編の配点は、各試験問題に明記します。

1.法令関係(共通)25問 出題数 備考
 ①「概論」
 ②「輸出規制の枠組み」
 ③「我が国の法制度一般」
 ④「特例関連」
 ⑤「包括許可関連」
 ⑥「役務取引関連」
 ⑦「キャッチオール規制関連」
 ⑧「取引審査関連」
 ⑨「申請手続き関連」
 ⑩「企業の輸出管理関連」
 ⑪「米国再輸出規制関連」
25 (STC Expert/STC Legal Expert)
全受験者共通
2.貨物・技術関係(選択)10問 出題数 備考
 「核・原子力関連資機材」

(STC Expert)受験者

全25問から10問を選択。(10問を超えて解答した場合は、すべて無効。)

 「航空宇宙関連資機材」
 「レーダー・航法関連」
 「センサー・レーザー関連」
 「化学製剤原料関連」
 「化学兵器製造関連資機材」
 「生物兵器製造関連資機材」
 「先端材料関連」
 「材料加工関連」
  (軸受、工作機械、測定装置、ロボット、塑性 加工)
 「エレクトロニクス関連」
  (半導体集積回路、電子デバイス、計測器、半導体製造装置)
 「コンピュータ関連」
 「通信・情報セキュリティ関連」


<受験のしくみ> 

STC Expert 志願者

 
法令編 (25問)
120分

休憩
貨物・技術編(選択10問)
45分
STC Legal Expert 志願者

 

法令編 (25問)
120分
 

直近過去2年間の Legal Expert 合格者で Expert 志願者

 

   
貨物・技術編(選択10問)
45分


<STC Expert認定試験は段階的取得が可能です>

①「STC Expert」を受験し、貨物・技術編は不合格であったが、法令編が「STC Legal Expert」の合格レベルであった場合、「STC Legal Expert」の資格を取得することができます。

②「STC Legal Expert」の合格者が、合格の翌年から年以内に、STC Expertの「貨物・技術編」で一定水準の成績を収め、合格すれば、STC Expertの資格を取得することができます。

「貨物・技術編」のみの受験には、STC Legal Expertの認定証が必要です。

※詳細はFAQを参照ください。

合格基準

CISTEC が STC Expert /STC Legal Expert/ STC 準 Legal Expertとして相当程度の実務能力を有すると認めた者

※ Expertについては、法令編及び貨物・技術編の総合得点のほか、法令編及び貨物・技術編の
それぞれについて合格基準に達しなければ合格とはなりません。
※ 法令編の合格基準にSTC 準 Legal Expert を設けました。
「STC Expert」又は「STC Legal Expert」を受験し、法令編で一定基準の成績を収めれば、STC 準 Legal Expertの資格を取得できます。

※詳細はFAQを参照ください。

STC Expert 認定試験情報

  STC Expert / STC Legal Expert 合格率・合格点などのデータはこちら

         <業種別受験比率>                <年代別志願比率>  

 

受験料

  賛助会員・大学会員・一般
 STC Expert(法令編+貨物・技術編)              8,800円 (税込み)
 STC Expert(貨物・技術編のみ)                3,850円 (税込み)
 ※「STC Legal Expert」合格の翌年から2年以内の合格者のみ
 STC Legal Expert(法令編のみ)                  7,700円 (税込み)

(※STC Expertを受験し、法令編がSTC Legal Expertの合格レベルに達していれば、STC Legal Expertの資格を得ることができます。FAQをご参照下さい。)


STC Expert及び「STC Legal Expert」 の和文での資格名称

英文名 和文名
STC Expert 安全保障貿易管理士(総合)
STC Legal Expert 安全保障貿易管理士(法令)

     ※STC 準 Legal EXpert 及びSTC Associate については、和文での資格名称はありません。


FAQ

Q1. STC Expert/STC Legal ExpertやSTC Associate・STC Advanced とは、どういう意味ですか?

STCとは、Security Trade Control(安全保障輸出管理)の略です。
Associateは、基礎的レベルを表しており、STC Advancedは、輸出管理の現場で必要な問題に対応できる、中間レベルを表しています。また、Expertは、基礎的知識に加え、関係法令、取引審査、該非判定等を含め広く輸出管理のために必要な十分な実務能力を有する専門的レベルを表しています。


Q2.  STC Expert/STC Legal Expert を取得するメリットは何ですか?

実務能力認定試験は、主に企業の輸出管理に携わる法務・技術・営業担当者を対象に、その輸出管理(コンプライアンス)能力の向上を目的に実施しております。STC Expert/STC Legal Expertは、Associateより更に上のレベルの理解が必要となりますので、Expert合格者は顧客への適切なアドバイスや社内・関係子会社等への輸出管理指導等についても行うことができるレベルと考えております。 なお、認定された方の評価や、認定試験制度をどのように位置づけるか等については、各企業の判断に委ねております。

Q3. STC Expert(法令編+貨物・技術編)に申込み、貨物・技術編の成績は不合格レベルであったが、法令編は、STC Legal Expertの合格レベルに達した場合、STC Legal Expertの資格を取得することができるのでしょうか。

例1:STC Expertを受験し、法令編のみ合格レベルであった場合

 

STC Expert
を受験


⇒⇒

法令編のみ
STC Legal Expert
合格レベル


⇒⇒

STC Legal Expert に合格
(認定証発行)

例2:STC Expert を受験し、法令編のみSTC 準 Legal Expert の合格レベルであった場合

 

STC Expert
を受験


⇒⇒

法令編のみ
STC 準 Legal Expert
合格レベル


⇒⇒

STC 準 Legal Expert に合格
(認定証発行)

例3:STC Expertを受験し、法令編及び貨物・技術編の総合得点が合格レベルであった場合

 

 

STC Expert
を受験


⇒⇒

法令編+貨物・技術編の
総合得点がExpertの合格レベル
かつ

法令編が
Expertの
合格レベル

貨物・技術編が
Expertの
合格レベル


⇒⇒

STC Expert に合格
(認定証発行)

例4:STC Expertを受験し、貨物・技術編のみ合格レベルであった場合

 

STC Expert
を受験


⇒⇒


法令編は
不合格レベル

貨物・技術編は
合格レベル


⇒⇒

最初からの
受験が必要

 

Q4. STC Legal Expertのみを受験し、合格した場合、合格の翌年から2年以内(※)に貨物・技術編に合格すれば、STC Expertの資格を取得できるのでしょうか。

はい、合格の翌年から2年以内に貨物・技術編に合格すれば、取得できます。 (※「2年以内」については、試験日程等の調整の関係で、多少ずれる場合があります。)

 

STC Legal
Expertのみを
受験


⇒⇒

STC Legal
Expert
合格


⇒⇒

STC Legal
Expert合格
(認定証発行)


⇒⇒

翌年から2年以内(※)
貨物・技術編のみ受験し合格レベルに達すれば・・・


⇒⇒

STC Expert
合格
(認定証発行)

 

Q5. STC 準 Legal Expert とはどんな資格ですか?

STC Legal Expertに準ずる知識を有すると認定された資格です。
平成24 年度から新設された資格で、STC Legal Expert 受験者の企業における輸出管理者としての幅広 い活動を支援するため、惜しくも不合格となった方のうち、得点上位者を、STC Legal Expert 合格に準じ、 「STC 準 Legal Expert」として認定する制度を開始します。 ※ 過去の受験者には遡及しません。

 

Q6. STC 準 Legal Expert の資格を取得してから、貨物・技術編の受験にチャレンジできるのでしょうか。

貨物・技術編にはチャレンジできません。STC Expert の合格を目指すのであれば、最初からの 受験が必要となります。
なお、STC Legal Expert に合格すれば、翌年から2年以内に貨物・技術編にチャレンジできま す。

 

Q7. STC Legal Expertを受験しようと考えていますが、どのように勉強したらよいのでしょうか。

CISTECでは、それぞれ試験対策の演習問題集を発売しております。
STC Expertの演習問題集は、輸出管理実務で直面する専門的でかつ、高度な知識を問う内容となっています。また、実際のSTC Expertの試験問題では、より正確な理解を求める意味から、演習問題集と同一の出題方法となっていないものもありますが、演習問題集がその参考となっていることに変わりはありません。
したがって、演習問題集の「法令編」、「貨物・技術編」とも各問題の選択肢を正確に判断できるレベルまで繰り返し学習され、疑問点等があれば、必ず関係法令集・ガイダンス等で確認するなど、確実に理解するようにしてください。 また、過去に出題された法令編の試験問題の解説をまとめた「安全保障輸出管理実務能力認定試験(STC Expert/STC Legal Expert)(法令編)過去問解説」なども参考にされるとよいでしょう。
他に、経済産業省のサイトにあるQ&Aは実務でも重要とされていますので、必ず目を通されるとよいでしょう。


STC Expert演習問題集
法令編
STC Expert演習問題集
貨物・技術編
平成26年度STC Expert/STC Legal Expert(法令編)
過去問解説
Q8. 貨物・技術編の選択問題は、どの問題を解いてもよいのでしょうか。

10問までであれば、どの問題を解いていただいても構いません。ただし、10問を超えて解答した場合は、解答すべてについて無効となりますので注意して下さい。

 

Q9. 法令の改正があった場合、試験には影響がないのですか。

法令の改正があった場合でも、試験開催時に有効な法令に基づいて試験は実施されます。

 

Q10. STC Expertは、STC Associateを取得していないと受験できないのでしょうか。

いいえ、STC Associateを取得していなくても受験できます。

 

Q11. 合格基準は、どのように決めているのですか?

合格基準に関しては、日本を代表するメーカーや総合商社等における輸出管理・法務の責任者・有識者のご意見を参考にして定めています。

 

Q12. 認定証には有効期限はありますか?

STC Expert/STC Legal ExpertやSTC Associateの認定証には有効期限はありません。しかし、輸出関連の法令等は時々改正されますので、ご自身で常に新しい情報等を入手し実務能力の維持に努めることが必要です。
なお、STC Expert/STC Legal Expertの認定証は、ゴールドとシルバーがあり、特に成績優秀な合格者に対してはゴールドの認定証を発行しています。 また、当センターは平成23年4月1日をもって財団法人から一般財団法人に移行しておりますが、平成23年3月までに旧法人名で発行された認定証に関しましてはその有効性に何ら変わりはなく、再発行の必要はございません。

 

 

Q13. 認定された能力を維持できているかを判断するには、どのようにしたらよいですか?

認定試験は、毎年実施を原則としておりますので、試験問題を入手してご自分で解答してみて下さい。試験問題と解答は試験実施後、CISTECのサイトで公開しております。

 

Q14. 認定証を失くしてしまったのですが、再発行の手数料はいくらですか?

認定証の再発行手数料は、税込みで、2,200円です。 会社名、氏名、送付先住所及び合格された年、回等を 実務能力認定試験に関するお問い合わせフォーム からご連絡下さい。おおむね1ヶ月程度で、再発行致します。